四季と信仰のお話
- 企画主催
- 2023年10月10日
- 読了時間: 4分
✦2023/10/10

この写真はwixの画像素材です。
バースデーリストを投稿したので少し四季と宗教のお話をさせて頂ければなと。
(バースデーリストについてはフィードにも記載しておりますが動き出すきっかけは参加者様に頂いております。まとめてくださっていた方、素敵なお祝いをされていた皆様、誕生日、知りたい…!の気持ちが刺激されなければ制作することは無かったと思います。需要がわからず……。本当にありがとうございます。)
エルドナの四季ですがEDまでは夏>春>冬>秋の割合で存在していました。暖かい時期が比較的長めです。ED後は夏>冬>春>秋になっています。冬が少し長くなり春の訪れが遅れ気味になりつつ、あっという間に暑くなり短い秋が来て冬がまた来て……という季節の巡りになります。秋が一番短いのは変わりませんが春が同じくらい短くなるイメージです。
リストのページ分けは便宜上なので完全にあの通りというわけではありません。ED後に当てはめると春が3月中旬~4月いっぱい、夏が5月~9月いっぱい、秋が10月いっぱい、冬が11月~3月上旬、という感じでしょうか。
✦信仰と祭日
世界樹信仰はあの地域に古くから根付く信仰というだけでエルドナの国教は存在しません。人が多く集まる場所なのでルーツを他国に持っている商会も少なく無く、信仰の自由が認められています。それぞれ自由にしていいので他の自由も認めましょう、の土地です。商売を円滑に行うための自由なので宗教を持ち出し問題を起こした輩はすぐに追い出されることでしょう。
国を挙げてのお祭りは収穫祭と春祭りのみですがその他の小規模な祝祭はあちこちで行われているはずです。上記の2つの規模には劣るもののクリスマスやイースターなどもどこかの商会が主体で小規模なものが行われている、ということはあると思います。広場のクリスマスマーケットが私は見たいのできっとあります。
クリスマスもイースターも世界樹信仰には一切かすらない行事となっています。世界樹信仰にはアステル神話という神話もセットになっているのですがこちらは天上世界の神々の事をメインとしたお話で聖人であったり救世主の復活であったりは存在しません。冬の精霊は厄介なのが多い、というのが広く持たれている認識で春まで大人しくしていよう、というのがエルドナの冬の過ごし方です。ラビエの森で無くても冬の森はあまり立ち入る事の無いように、と子供たちは言い聞かせられているかもしれません。同じようにハロウィンも文化としてはありません。勿論ハロウィンの文化を持つ国もいますし仮装パレードをする商会もあると思います。来年はカボチャが増えているかもしれません。
年末年始はエルドナの古い風習として大晦日の日没前に火を付け、元日の日の入りと共に火を消すという文化がありそうだなと思っていますがやっている家はどんどん少なっていそうです。広場では今も行われていて今後も行われていくとは思いますがいつか廃れそうだなという気もしています。この風習自体は「火を繋ぐ=日を繋ぐ」というもので、恐らく世界樹信仰を持つ人々にとって「年を跨ぐ」ということは新たな始まりというよりも地続きのものという意識があるのだと思います。ですので良くない事が多くあった年なんかは火を繋ぐことをしなかったかもしれませんね。
七夕もどきは星掬いの日がそれに当たります。第3章中に星掬いの日の情報を出すのは紛らわしさがあったのですが来年に出すのではさすがに遅いのであのタイミングで公開させて頂きました。ロマンチック言い伝え付きです。星掬いの日は各家でやるのがメジャーなやり方ですが噴水にコインを投げ入れると~系の噂もありそうです。
その他色んな行事が日々あちこちで行われているのだと思います。上記で挙げた世界樹信仰に纏わるあれそれや他宗教の祝祭などこの辺りの事はふわっとした認識で大丈夫です。知っていると少し楽しいかもしれない、程度ですので、皆様の想像を制限する意図は一切ございません。このサイトにある文章は全て半二次創作みたいなものでもありますので、気楽にご覧いただけますと幸いです。
そろそろ星降の日が近付く季節ですので企画内時間が現実に追いつこうとしています。収穫祭の終わりから降り出した雨は長く続きましたがこちらはどうなるのでしょうか。
✦2023/10/10