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誰かが見つけたひとりごと

  • 企画主催
  • 2024年4月21日
  • 読了時間: 10分

✦2024/4/21





本来であれば第1章から順に語っていくべきなのですが、ここはゆるく運用している場所でもありますので、順不同で語っていくことにしました。あまりがちがちに自分の中で固めてしまうとまとまった時間が取れない限りずっと後になってしまいそうで……。ストーリーの振り返り第1弾として一番補足が必要そうな「誰かが見つけた物語」を語らせていただきます。


誰かが見つけた物語は何度も書かせていただいているように菓子折り的な意味合いで制作させていただいておりました。なるべく会話をさせていただいたNPCとのお話になるようにしています。ただ、単純なお返しとしてでは無く補足となるような情報を織り込むことも目的としていました。

言葉を紡ぐのはNPCである以上その立ち位置から彼らの言葉が主催の言葉となってしまわないよう、気を付けていたつもりです。ですので彼らの言葉・行動は彼らにしか取れなかったものとして受け取って頂けておりましたらそれ以上の幸福はございません。


(意図を言語化するのが憚られるお話に関しては情報の部分のみ掲載させて頂きます。ネガティブな意味合いでの省略ではありませんのでその点はご留意頂けますと幸いです。)



―花の元で

∟『あの日星が落ちて多くのことが変わった』『星も人も例外無く、人間が変えた』

NPCは皆さんの物語を進めるために必要な存在ではありません。ですが貴重なお時間と大切なお花を添えて気にかけて頂いた御恩へお返しできるものを考えた時、あのようなお話運びとなりました。リズの細かな動向は投稿しておりませんがあの時彼女も不安と動揺があったはずです。そんな中見つけて、話しかけてくださったあなたに花畑での思い出も併せて言葉を託したのだと思います。


―かくれんぼ

∟「寒さは自然現象だけがもたらすものではない。」

情報らしい情報を入れられず申し訳ございません。護衛隊員の方をアーヴィングは仲間として信頼しています。やはりその中でも歴が長い方に寄せる信頼はより深いのだと思います。


―たった1人のきみへ

∟「春にはね、春の精霊たちを起こすためのお祭りがあるのよ。収穫祭は1年で1番大きいお祭りで、春のお祭りはその次くらいかしら。」

∟「何者であろうと、誰かの代わりにはなれないのです。彼も、あなたも、誰も……。」

∟「信じましょう、人々の意思を。」


―遠い記憶

∟「私は悲しみに押しつぶされ、思い出と距離を取るように星影の館を後にする者たちを何人も見てきた。」

(アーヴィングだけでなく、歴が長い方々も何度も見てきた光景なのだと思います。)


―花の言葉を知らぬ人

―人よ祈りを

力不足により花とレイマスが絡んだ第3章からの一連のお話に情報らしい情報は含ませられていません。NPCの囁きにお付き合いくださりありがとうございます。少し不思議な立ち位置のストーリーだったと思います。あの花も満足のいく眠りを得られたはずです。


―流れる時間

シーグラスを探して頂いたのでそのお返事として制作いたしました。エンディング案内前半で開示したシーグラスの発動条件を示唆するためのストーリー運びとなっております。2つ目の条件である「この時間を忘れたくないと思った瞬間」についてはこちらから介入してい良い部分ではありませんし、あの時間が映し出された事は当方の解釈でありパラレル時空として扱って頂けましたら幸いです。


―空白を埋める者

∟「彼らには未来が無いからなんだ。未来の無いものを世界樹は認識できない。世界樹には星の輝きしか見えていないんだ」

∟「世界樹に教えてやるんだ。誰がどう生き、どんな未来を持っているのか、世界樹の知らない彼らのことを。」

∟「きみはただの人間として願ったじゃない。」

∟「まだできないけどね。いつできるのかと聞かれても、それも答えられないよ。きみたち次第なんだもの。」

∟「人が貰う、一番初めの贈り物。あれは一番協力で、一番簡単な魔法なんだ。思い出したら忘れないように、さて、どうしたらいいのかな」

流れ星が流れ、人の願いがあったので


―冬を知る人

∟「アタシたちに名前なんて無いわ。アタシたちは名前なんて無くたって自分のことをわかっているもの。」

∟「そうよ、見えているし、覚えているわ。」

このお話に関してはなんとか情報を盛り込むことができました。精霊たちに名前は無いけれど、それは名前で自己を区別しなくとも彼らは己の事をわかっている、という精霊の在り方を花は語っています。また見えなくなった星影の子も精霊たちには見えています、ということも示しています。(このことを案内に書かなかったのは案内に載せる情報を取捨選択する必要があったためです。)


―公開図書館

「悪戯者たちとの付き合い方」は精霊との交渉が可能であることを示すための本でした。ゲイルも持っている本だと思います。

「最新!魔法文具の世界 ×月号」は青の葉の使い方の内の1つを開示するための本でした。隔月で発行されており根強いファンがいます。シラトリは白粉を取る木ということでその名前になっています。白樹粘土は白樺のような木の樹皮を粉にして木の樹液と泥を少し混ぜて作る白い粘度です。詳しい手順を載せたのは"らしさ"を演出するためだったのですがまさか作業から再現頂けると思わず……。不親切な仕様となってしまい申し訳ありません。再現ありがとうございます。

「世界樹-エルムの民が信じたもの-」は世界樹と信仰、コルイの補足を目的とした本でした。エルムの民は現エルドナの地域で暮らしていた少数民族です。現在はその数もかなり少なくなっており純粋なエルム人はほぼいないと思います。先祖を辿っていくとエルムの民の血が流れている人は多いはずです。

「偉大なる魔法使いへ -基礎編-」は魔法の汎用性を示唆するもの、「祈りの揺りかご歌」は子守歌と受け継がれていくメロディの力を示唆するものでした。書籍シリーズとしてこの2つも収録させていただきました。


―再会を願う青

∟「ブルーフローの花言葉はご存じ?」

第3章に直接関係のある情報を含むことが出来ず申し訳ありません。知識の案内人である方とだからこそ出来るお話なのでは無いか、ということでこちらを制作させていただきました。


―寝ても覚めても

―時を刻む硝子

―心の綿毛

―移ろい行く日々

―ゆらめく光

―賑わいに潜む星

―時の贈り人

こちらは既出の情報を繰り返すお話でした。私の力不足により個別のお話を紡ぐタイミングを生み出し切れず、あの形でストーリーを作成させていただきました。第3章へのご参加並びにNPC達へ声をかけてくださった事へのお返しに少しでもなれておりましたら幸いです。


―堅固な祈りを待つ扉

サイドストーリー①では触れる事が出来なかったため誰かが見つけた物語で触れさせていただきました。


―星追い人が笑む

∟「"星と共に有り、星影の子のために有り、あらゆる困難・危険から彼らを守る事"」

クラッカーを頂いたので使用させていただきました。


―夢抱く人生

∟丁寧な描写で挑戦頂いたので何も無いのも、という事で制作させていただきました。こちらで回収させて頂いたインクが"再会を願う青色"の元になっています。ダブルスターの加護は祝福にも勝る、ってネ~


―めぐる奇跡のしるし

∟「境界に立つ者よ、お前はどうやらこちら側に近い場所にいるようだな。」

∟「奴もそれを望み力を分け与えたのだろう。」


―時を刻む硝子-2

シーグラスに触れて頂いたので"魔力を持つ人間"で無ければ発動しないことを示唆するために続けさせていただきました。


―価値のある物

∟「星掬いの日は夏の行事、まだ当分先の事だ。またその時に考えてみればいいさ。」

七夕にかこつけた特殊ストーリーを出すタイミングのせいです……。価値のある物とは何なのか、の補足(グレイの持論ですが)も兼ねております。


―探究者たち

花の主へ頂いた返答は作成予定になかったためここで回収させていただきました。彼女としても嬉しい言葉でした。"風"についてはお節介ですが、目に見えない力は彼の領分ですので付け足させていただきました。(こう書くと言わせたように見えてしまいますが、一応、彼は身内には甘いためそこから来る言葉と思っていただけますと幸いです。)


―こどもたち

∟「私と奴では望みが異なる。他の者たちもだろう。」

NPCからの問いかけは基本的にスルーしても良いものだと思います。期限のある企画でなら尚更です。それでも丁寧なお返し、しかと頂戴いたしましたという意思表示と精霊でさえもそれぞれ自分の望みのために動いているという情報の開示を兼ねて制作させていただきました。彼が花の主から課されたのは「知る事」のみですので、それ以外は"決まり事"の体をとった彼の望みのための行動でした。


―純粋な道のり

∟「あんた、収穫祭の時に俺の店に来てくれたよな?職業柄人の名前と顔を覚えるのは得意なんだ。」

折角ですし作ってみませんか?というお誘いとドリンク屋さんは実は忘却の影響を受けていません、ということを示唆するストーリーでした。職業柄は関係無く彼の忘れている彼の成り立ちのおかげです。


―きみへの果実

∟こちらも折角ですし作ってみませんか?というお誘いのストーリーでした。アルコールの有無は選べますが度数はあまり強くできません、ということも織り込ませていただきました。


―理想と現実

力不足により有益な情報を入れることはできませんでした。申し訳ありません。彼が砂糖菓子を返すと共に風を吹かせたのは頂いた回答が彼にとって興味深いものだったからです。


―時を踏む音

∟「状況が変わろうと君たちが我々の守るべき人々であることは今も変わらない。些細な事でも構わない、気軽に護衛隊員を頼ってくれ。」

宝探しと、護衛隊のスタンスを提示させていただきました。


―運命の名前

∟「じゃないと、私たち……きっと、星影の子でしかなくなっちゃうんだわ。」

∟「だって、名前は魔法なんだもの。」


―望みの果てへ

∟「結局、人間は理解できないものを突き放してしまうんだね。」

∟「星影の子と呼ばれる彼らは1人でそうなったのかな。」

∟「たとえ押し付けられた役目でも、本人がそれを受け入れてしまえば魂に刻まれてしまうんだ。」

∟「人も願って、星に願われて、そうして、今があるんだ。」

∟「世界樹に教えてやれって言ったのはわたしだけどさ。あれに声は届かない。世界樹は眠らないんだ、耳がないからね。記され、多くが望み、信じたことが、真実になる。あなたたちはそうして歩んできたんじゃないの。」


―宝物を携えて

レイマスが出てくると文章と情報の量が途端に跳ね上がってしまうので推敲に時間がかかります。望みの果てで頷いた場合は「自身の名前を認識する能力」を差し出すことになっていました。記憶や物品で無いのはレイマスは身体を巡るものにしか関与できないためです。また直前の様子から名前を呼ぶ事は彼女にとって特別な事なのだと思い、記憶に関与する事は出来ないため認識をズラすことで話した事への対価としようとしたのでした。回答を得た後のレイマスは彼女が頷かなくて良かった、と思っていそうです。


―世界に刻む一線

∟「コルイも使用例の一部だとして、光魔法の用途としては照らす、形作る、書くがあるが……。」

期間も残り僅かでしたので少し踏み込んだヒントのお話を制作させていただきました。この後があったこらこそのエンディングのあの流れが発生しています。


―きみの証明

青の葉を手にする人が違っていればまた違ったストーリーが発生していました。人によって起こる事象が異なるのが交流企画の醍醐味だと思います。証明おめでとうございます。



星夢は「この人がここを解放するのか……!」となることが多く運命力を感じることの連続でした。サイドストーリーは特にその傾向があったのではないでしょうか。また時間を見つけてサイドストーリーも振り返っていこうと思います。もうすぐ満月ですね。(不甲斐ない事に用意しているものは何もございません……。)破壊と再生、継承の星、等気になる言葉の多い記事を読みました。「4月 満月」で検索してみてください。



2024/4/21

 
 

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