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雑記と参考舞台、暮らしのお話

  • 企画主催
  • 4月16日
  • 読了時間: 15分

更新日:5月1日

✦2025/4/16


大変久しぶりの更新となってしまいました。暖かくなりようやく心が落ち着いてきましたのでまたお話を置いて行きたくなりやって来た次第です。決して星夢もういいや、という心持でいた訳ではありません、という事は前置きさせてください。こちらを見ていらっしゃる方がいるのか、いないのか、(そもそも見られていない前提で好きな事をぽつぽつ置いている場ではあるのですが)散歩がてら久しぶりの定食屋に行ってみたら新メニューがあった、くらいの出会いであれば良いな、と思っています。



✦2周年のお祝い

実は星夢2周年の折、お祝いを頂いておりました。恐らく皆さんに共有すべきなのかもしれません。が、今のところとても素敵なプレゼントをこっそりパソコンにしまっています。己の中にあった映像・音楽へのイメージに第三者の方からの彩を添えて頂けた事、一生の宝物です。

期間中も常に感じていた事ですが、皆さんが楽しんでくださっている事は勿論、こちらへ掛けてくださる言葉の1つ1つが大変嬉しく毎日プレゼントを頂いているような心地であった事も書かせてください。【ほしゆめ】にご投稿頂いたNPCのイラストも本当に、とてもとても嬉しく、有難く拝見させて頂いておりました。基本的にbkmは管理の都合として第3章までの作品で止めておりまして、長らくお礼も言わずここまで来てしまい申し訳ありません。(一度別端末で見た際にいいねとbkmを間違えてしまい意図が発生したかのようになっていましたがそこに嬉しさの差はございませんでした…!NPCも含めてのお祝い誠にありがとうございました。またお祝いの場に同席させて頂けた事も恐縮です。NPCが皆さんにとって良い味方であれた事がとても嬉しいです。)



✦参考舞台

どう書いても星夢が舞台化しそうなタイトルになってしまいましたがそれはそれで楽しそうだな、と思いました。星が浮遊しているタイプの星影の子はどうやって再現するのでしょうか。バーチャルと融合させたら面白い事ができそうです。以上他次元舞台のお話でした。


<全体イメージ>

各所のネーミングからもわかるようにふんわりとした雰囲気の部分はフランスをイメージしています。実際の気候は日本に近いですしフランスは一滴混ぜただけ、程度の配分になっていると思います。


<星影の館外観及び立地イメージ>

星影の館の外観イメージ図ははグ…ス天文台とアヤ…アを合体させて作成しました。こちらも雰囲気だけですが……。私の脳内では館を見下ろす形でラビエの森、館、林、町という配置をイメージしていましたが地図が描けないためその辺りは明確に指定していませんでした。ラビエの森~館まではなだらかな丘が続き、館~町にはもう少し傾斜が険しくなっていると思います。館の高い位置からは一応海までを見渡せます。こちらの画像はこのイメージに沿って作成していました。



<星影の館内装イメージ>

まず複数施設があるのでそれらを含めた配置的なイメージとしては恵比寿Gプライスやドームを抜いた東京Dシティが近いのでは無いかなと思っています。国内ですし海外風の建築では無いので本当に、あくまでイメージです。

研究棟の内部は大きなショッピングモールをイメージしていました。よく画像を見ていたのはシドニーのショッピングモールやミ…スタです。外観を参考にしていますし内装もアヤ…アのような感じです、と言いたい気持ちもあるのですがただやはり少し大きすぎる…?と悩む気持ちもあります。空間が広がっているのはエントランスだけでもっと奥へ進むと普通のサイズ感になっていくイメージです。


<屋敷>

星影の子が住んでいるお屋敷はよくあるタイプの洋館をイメージしていました。パブリックスクールと検索して出てくる感じの外観が近いです。周辺含めてのイメージは星のプリンスミュージアムが近いかもしれないと思っていたのですが、行く事は叶わず閉園してしまいました……。あの世界の中のお屋敷もいずれ星影の子の家では無くなっていくので偶然って凄いなと、しんみりしています。(それはそれとしていつか奇跡が起きて復活しないかな、と思っています。)


<その他>

食堂、廊下のイラストは素材集の写真をトレースし作成しています。福島のブ…ヒルズの写真ですね。食堂や図書館などはカフェテリア、ライブラリー、等の横文字にすれば良かった…と後から気付きましたが漢字の方が児童書っぽさが出る気がするので結果的には良かったのかもしれないと思う事にしています。



<礼拝堂>

礼拝堂は世界観補足に使用したイメージ図が国内の聖…大聖堂とフランスのサン…ア教会を参考に作成し、画像のイラストは上のイメージとニューヨークのト…ティ教会を合わせて作成しています。なので礼拝堂と言うには少々大きいかもしれません。あの礼拝堂は外国の文化とエルドナの信仰が融合した結果のデザインであり、エルドナにおいて礼拝堂は一般的では無いと思います。ミサも無いのではないでしょうか。そもそも礼拝堂という名称自体が若干怪しいな、という気もしています。(今更ですがいつも通り、企画内で明言していない部分については私の二次創作と思いながらご覧いただけますと幸いです。)



<港町>

町のイメージは明確にここです、というものはありません。フランス~(少し逸れてしまいますが)イタリアまでの各地を見つつ、国内テーマパークもGoogleマップで歩き、最終的にはデ…シーが一番イメージが近いという所に落ち着きました。エルドナの雰囲気を味わい時はそちらへを足を運んでみると良いかもしれません。次点でポ…ヨーロッパの画像もよく見ていました。私はまだ訪れた事が無いので一度は行ってみたいスポットです。



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以上がはっきりと参考にした場所を明かせる施設です。その他はっきりとは言えなかったりそもそも参考写真が無かったりする場所のお話も続けて置かせていただきます。下に行くほど脱線していきます。

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<星影の館薬草園>

外観・内部共に私が行った事のある某植物園の写真を元に作成しています。それぞれ別々の場所です。実際は薔薇園と温室なのでかなり加筆しています。時代的にそんなに大規模なガラスの温室は作れないと思うのですがファンタジーだし……という気持ちでそのまま採用しました。そもそも中世ファンタジー風と言っておきながら最終的にはかなり現代寄りの近世だったのではと反省しています。



<星影の館の墓地>

さらっと一度触れたきりだった墓地ですが、(星影の子の家だけでは無く敷地内の施設全てを合わせて)身寄りが無く館にしか居場所が無かった方々が眠っています。他の地で眠るべき方は魔法でなんとか遺体を保存しお帰ししていると思います。

墓地の入り口には人が数人入れる大きさの天井が丸い小屋(と呼んでいいのかわかりませんが……。人が数人立って入れる巨大かまくらをご想像ください。)があります。中には三段の蝋燭台があり、常に火が灯されゆらゆらと揺れています。壁や天井は夜空の色に塗られ星を返して亡くなった星影の子の名前が彫られています。彼らの名前は星のように光っており、じっと見ていると明滅する事もあるのだとか。……という設定がありました。墓地も一応贈り物の探索範囲でしたのでもし探索される方がいらっしゃれば補足を出すつもりではありました。

市営墓地は別にあります。エルドナに家族が住んでいる場合は基本的に市営墓地へ埋葬されますが意向次第で館の墓地に埋葬されるパターンもあります。非常に稀ですが後にお墓が市営墓地へ移設される事もあるにはあります。


<図書館、資料室>

こちらも参考写真はありません。他と比べて建物としてのクオリティが違うのでわかりやすいですね……。公開図書館を金の図書館、資料室を銀の図書館と呼ぶ案もありましたがぱっと見の分かりやすさ重視で止めました。掲示板には司書のおススメや講義開催のお知らせなどが貼られている事もあります。後者に関しては図書館だけでなく至る所にあると思うので、場所的に子供向けのお知らせが多そうな気がします。


<島>

エルドナは大小様々な島と本土を合わせてエルドナと呼びます。点在する島々の7割は様々な商会の倉庫島となっています。残り3割は職人たちが暮らす島であったり、あるいは農地であったり、といった具合で売買を行う場として利用されている島はありません。そういった事は全て本土で行われています。


<本土>

とはいえ売買の中心地は港町だけであり本土の大部分は森と農場となっています。鉱山もあるはず。町は職業区と居住区に分かれ、居住区の中でも宿泊施設が集まる区画、職人が集まる区画、職人ではない商会の従業員が集まる区画、その他の人々が暮らす区画、とざっくり分かれています。厳格に決められているわけでは無いので居住区内にもお店や商会の建物が置かれていたりします。逆は住居一体型ならありそうですが家がぽつんとというパターンはなさそうです。


<エルドナの住民>

純粋な住民、という人は少ないと思います。商売人から職人、農家に至るまでエルドナに籍を置いている住民のほとんどはどこかしらの商会に属しています。国外の人向けの宿泊施設は短期用から長期用まで様々置かれており、かなり数があるのではないでしょうか。お店も商会お抱えの場所が多くあると思うのでどこにも属さず個人でやっているお店はかなり頑張っていそう、というのが個人的な見解ですがギスギスしていて欲しくないので皆程よい距離感で仲良くやっているのだと思います。個人店は歴史が長いお店が多そうです。

国では無いので住民が税を納める必要はありません。ただし市の安全を維持するにあたりその都度徴収する事はあります。一方的に徴収される事は無く必ず代表投板(ダイヒョウトウバン:商会・個人店・工房等各所の代表者による投票です。全住民による投票は行いません。)を行い過半数の支持を得られてから行われます。緊急時には市民投票を行わない場合もあるとは思いますが、そのような事があるとすれば突発的かつかなり深刻な事態なのではないでしょうか。


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経済・歴史に触れていきますが専門知識皆無の人間がふんわりとした想像で語ってゆきますので、そういった文章が苦手な方は最後まで飛ばしてください。あくまであの世界ではそういう流れになっただけであり、こういう世界もあるのだなと、暖かい目でご覧いただけますと幸いです。

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<候制度>

エルドナに王様がいないのはその方が商業都市として都合が良いためです。国一番の大金持ちになりたいのであれば王様を目指すのが手っ取り早いでしょうが、それを行おうとするとエルドナは途端にうまみの無い土地に変わります。ルダールがいる時点で仕掛けた側の損害は大きくなるでしょうし、支部を置いているだけの商会は直ちにエルドナから出ていくでしょう。精霊の祝福も人の存在に依存している場所は多いと思うのでそういった人々が移動すれば精霊も興味を失ってしまうかもしれません。今の状態が一番それぞれが恩恵を享受できる形であると言えます。小さい国(市)だからこそ成功すれば蹂躙するのは一瞬かもしれませんが、失ったものを取り戻すのはほぼ不可能に近いでしょう。ルダールは世界最強の商会というわけではありませんので負ける時は負けると思います。ただその場合、エルドナが今の形を失うのであればルダールもエルドナから撤退します。本部の機能は他の支部が務めることになります。

ちなみに現在の議会は全員が全員エルドナを本拠地としているわけではありません。エルドナに対する熱い正義感や深い思い入れは市を運営するにあたり邪魔になります。そのためそういった人が選ばれる事は無いようにされているのだとか、いないだとか。また、メンバーが一新され何もかも変えられてしまうのは困るのである程度舵取りができ、資金力がある人が選ばれやすいのは自然な事と言えるのかもしれません。


<歴史>

エルドナ(もといその土地)はかつては大帝国に属する一都市でした。更に歴史を遡ると名も無き誰の支配も受けない土地でしたが、帝国が領土を広げていく中でエルドナを飲み込み、武勲を立てたある騎士に与えられました。ですが栄枯盛衰は世の常で、大きくなりすぎた帝国は内側から崩れ始め、領主は一早く帝国から離脱し連合軍に加わりました。そして帝国は解体、エルドナは国として認められますがやがて王政は廃止され王は隠居しました。王になったと言っても名ばかりの肩書きであり暮らしぶりは領主であった頃と何ら変わらず、隠居時も使用人たちには十分な退職金と紹介状を与えたそうです。領主は王になる以前から商人達と共に候制度の地盤を作り、建国後も様子を見ていました。人々の生活が問題無く回る事を確認した後はさっさと隠居、という流れです。王政の廃止に異を唱える人はいなかったそうです。ちなみに配偶者も子供もいなかったため彼の直系の子孫はいません。兄弟がいたので一族の血筋自体は途絶えておらず、どこかで国で脈々と続いています。


<武器の製造と販売>

ルダール商会は大量殺戮のための武器は作りません。作れないわけでは無いのでしょうが、戦争は長い目で見ると儲からない上にルダールの理念に反しているので何としてでも回避したい災害です。戦争が起これば新しい価値を生み出すはずだった人々の命が失われ、一度武器を作れば作り続けなければいけなくなる。一時は儲かるかもしれませんがそれはルダールが理想とする世界ではありません。なので彼らは奪うよりも守り、生み出す方に投資をしたいと思っています。


<学校>

これは未来の話になってしまいますが、星影の子に頼らない世界を作るための第一歩として市立学校の構想が出てきます。今まで市立学校の話が出てこなかったのは候制度と同じでその方が都合が良かったからです。これまでエルドナにおける学習機会は多くの場合、自分たちの利になる素養のある者に投資として与えられるものでした(例外もあります。全てがそうだとは思いません。)。費用対効果を考えて、という部分が一番の理由ではありますが、誰にでも知識を与えてしまえば候制度でも書いたように余計な正義感や野心を与えてしまいかねず、そういった者を生み出さないようにする目的もありました。中立商業都市としてやっていくにあり"必要な場所に必要な物だけ"にする事が重要だったのです。知識があっても無くても正義感は芽生えるし暮らせば思い入れは生まれ野心は勝手に生えてくるので確立を低くする、程度のものですが……。そして人々は今後益々奇跡に頼らない生き方を模索していかねばなりません。その時知識の底上げをしていかねばならない事は必須であると考え議会は市立学校の設立に踏み出します。ただしこれは危険を伴う決定でもあるので(特に精霊との関係性、目に見えないものへの信仰、魔法の創造性に関わってくると思います)、今後エルドナが今の平和のまま今の形を保っていく事が出来るのかはわかりません。変わっていくとしても何十年、何百年と先の事かもしれませんし、少なくとも皆さんの登場人物と家族が生きている間は平和であって欲しいと思っています。


<魔法使い>

何故魔法使いは減ったのか、の部分を書いた事はあったでしょうか。二度目でしたら笑って流してください。違う事を言っていたら、というのが一番恐れている事ではあるのですが、その際も笑って許していただければ幸いです……。

魔法使いが減った一番の理由は創造性の減少にあります。世界中のどこにでも過不足なく魔法使いが生まれるわけではありません。魔法使いが居ない場所だってありました。そういう所では道具が発展していきます。そして魔法使いが感覚の話をしている頃、"確実に誰にでも使える物"は瞬く間に広がっていくでしょう。魔力はあっても創造性が低い人もいます。そういった人は道具を使い始めます。広く普及し、人々がその恩恵を受けているのであれば反対する人はほとんどの場合いないのではないでしょうか。道具が生まれ、前人未到は減ってゆき、一度魔法使いの数が劣り始めれば減少はあっという間でした。魔力は底なしの無限のパワーではありませんから、魔法使いが道具に頼る事だってあったはずです。そして人の便利さの追求には凄まじいものがありますから、そうしていく内に魔法使いは減ってしまった……これが私の見解です。正確には魔力を宿していてもその力を正しく扱えない魔法使い、と言えるのかもしれません。それはそれとして、生物学的に魔法使いは種族として繁殖力低そうだなと思っています。様々な要因も含めて早死にの傾向もありそう。(※ノンデリ生物学者の発言です。皆様の登場人物にも当てはまるとは限りません。)

こういう事を踏まえて創造性に溢れた皆さんを見ると世界、まだ大丈夫だな……!と希望を感じます。


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以上、舞台と暮らしのお話でした。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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✦マシュマロ

私は匿名メッセージツールが本当に恐ろしく、サイトを選ぶ際もそういったものを排除できるところを探していました。見られていない前提なのもその気持ちからです。幸いにも一度も恐れているようなメッセージを受け取った事は無いため食わず嫌いのような怖がり方をしています。前々から気軽に質問を送れるツールが欲しくはあったのですが前述の通り……なのですがこれだけ時間が経った今、ここで募集をするのであれば恐れる事も起きないのではないか、という事で期間限定でマシュマロを設置いたします。もしこちらを見ていらっしゃる方で、星夢について気になる事がございましたらお気軽に送信を押していただけましたら幸いです。設置期間は4月末まで、5月以降に返信の記事を作成いたしますので回答はまとめてそちらで行います。個別に回答が必要な質問等についてはpixivメッセージよりお寄せいただければと思います。


5/1追記 締め切りました。回答については記事の作成をお待ちください。返信不要のお言葉も含めてありがとうございました。





✦お祝いの贈り物について

忘れているわけではございません……!という事だけは書かせてください。ただ、あまりにも時期を外してしまっておりますし私情の問題で大変申し訳ありませんがこちらでの投稿は最新までで終了とし、新規作成についてはまとめの投稿をお待ちいただけますと幸いです。



以上、久しぶりの更新でした。最後の最後に情けない告白を申し訳ありません。やらない事も不誠実、黙っている事も不誠実、であるならばと改めて明記いたしました。どうにも締めれきれず情けない限りですが、こちらをご覧の方は季節の変わり目ですのでどうぞお体に気を付けてお過ごしください。


おわり


✦2025/4/16

 
 

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